あべのハルカスは、大阪市阿倍野区・天王寺エリアに位置する高さ300mの超高層複合ビルである。この地は古来より大阪南部の交通の要衝であり、近鉄(旧大阪電気軌道系)の主要ターミナルとして発展してきた。前身となる近鉄百貨店阿倍野本店は、1937年(昭和12年)に開業し、長年にわたり天王寺・阿倍野エリアの商業の中心を担ってきた。2008年(平成20年)、老朽化した既存施設の建て替えと地域再開発を目的とした建設工事が段階的に開始された。設計は日建設計が手がけ、免震構造を採用した日本最高層(当時)の建築物として計画された。2014年(平成26年)3月7日に全面開業し、地上60階・地下5階建て、高さ300m…