永正6年(1509年)、大徳寺76世住職・古嶽宗亘(こがくそうこう)によって大徳寺の塔頭として創建された。室町時代後期に建立された方丈は書院造の代表的遺構として国宝に指定され、北東に広がる枯山水庭園は滝から大河へと流れる水の旅路を表現した名庭として今日に至るまで高く評価される。桃山時代には狩野元信が花鳥図の障壁画を制作し、これらは重要文化財に指定されている。近世には臨済宗の名僧たちが住持を務め、一休宗純や沢庵宗彭もこの寺に縁が深いとされる。また茶の湯文化との関わりも深く、千利休ゆかりの茶室が伝わる。明治以降の廃仏毀釈の影響を受けながらも寺観は保たれ、現代においても厳格な禅の修行道場として法灯が…