西條神社の創建年代は明らかでないが、伊予国の古社として古くから当地に鎮座していたと伝わる。祭神は神倭磐余彦命(神武天皇)で、建国の祖神を奉斎する社として地域の篤い信仰を集めてきた。近世に入ると、西条藩の藩祖・松平頼純が1670年(寛文10年)に西条藩を立藩して以降、歴代藩主から特別の崇敬を受け、藩の総鎮守としての地位を確立したとされる。明治維新後は近代社格制度のもとで位置づけられ、西条市の総鎮守として広く市民の信仰を担ってきた。現在も毎年10月に行われる「西条まつり」の中心社のひとつとして、伊曽乃神社とともに四国最大級の祭礼を主導しており、精巧な彫刻を施しただんじりが宮出しを行う行事は国内外に…