永禄元年(1558年)に神田北寺町に創建され、慶安元年(1648年)に下谷(現・東上野)へ移転した曹洞宗の古刹。明治15年(1882年)2月、嘉納治五郎(1860〜1938)が当寺の書院(12畳)を借りて講道館柔道を開いた「講道館発祥の地」として柔道史上きわめて重要な寺院。嘉納はわずか22歳で日本伝統の柔術諸派を総合・近代化して「柔道」を創始、講道館は後に日本武道館・国際柔道連盟の礎となり、柔道は1964年東京オリンピックで正式種目に採用され世界的な武道となった。境内には「講道館発祥の地」の記念碑(昭和33年建立)が立ち、柔道家・関係者の参拝が絶えない。山門・本堂は江戸期の風情を残し、東上野の隠れた歴史スポット。