藤森神社の創建は203年(神功皇后摂政3年)と伝わり、三韓征伐から凱旋した神功皇后が当地に軍旗を立て、武具を納めたことに始まるとされる。その後、781年(天応元年)に社殿が現在地に遷されたと伝わり、この遷座をもって神社の基礎が確立されたとされる。平安時代には朝廷との関わりも深く、『日本書紀』にも関連記事が見られる古社として知られる。中世には武家からの崇敬も篤く、勝運の神・馬の神としての信仰が武将の間に広まったとされる。近世に入ると伏見の地が豊臣・徳川政権下で重要な拠点となる中、藤森神社もその地域信仰の中心として栄えた。明治時代には近代社格制度のもとで府社に列せられ、社格が整備された。現在も毎年…