本禅寺は法華宗陣門流の本山で、応永13年(1406年)に日什(にちじゅう、1314〜1418年)が創建した。日什はもともと本国寺の僧侶であったが、法門上の見解の相違から独立し、四条堀川に本禅寺を開いて陣門流を創宗した。豊臣秀吉の命による京都の寺院再編(天正19年前後)で現在の寺町通広小路上るへ移転。山号は光了山。
玄妙院は本禅寺の境内塔頭のひとつで、本禅寺の法要・葬祭を支えてきた。「玄妙」という院名は、法華経が説く「妙法」(法の深遠な妙なる働き)の「玄」(深く幽玄な)面を強調したもので、陣門流の法華信仰の核心を体現している。