心城院は法華宗陣門流の本山・本禅寺の塔頭で、境内の3坊(玄妙院・心城院・詮量院)のひとつ。本禅寺は応永13年(1406年)に日什(にちじゅう・1314〜1418年)が創建した陣門流の本山。日什は当初本国寺の僧であったが、法門相違から独立し四条堀川に本禅寺を開いた。その後、天正年間(1573〜1593年)の豊臣秀吉による寺院集約政策(寺町整備)で現在の寺町通広小路上るへ移転した。
心城院の「心城」という名は、法華宗が重んじる「心の中に法華経の真理を宿す」という信仰観に基づき、信仰を以て心を城のように固めるという意味合いをもつ。塔頭として本禅寺の法要・葬祭をはじめとした信徒へのサービスを担い続け…