創建年代は不詳だが、享保9年(1724年)に社殿が建立されたことが確認されており、それ以前から当地に鎮座していたと推測される。江戸時代に編纂された『新編武蔵風土記稿』には境内の稲荷祠・神明祠・春日祠の記録があり、複数の神を合わせて祀る村の鎮守として機能していたことがわかる。神体に八幡坐像と本地弥陀坐像の二体が伝わることは、明治以前の神仏習合を示す貴重な証左である。台村は現在の台村町を中心とした農村集落で、当社はその氏神として氏子たちの生業・安産・厄除けを守ってきた。例祭は10月16日で、現在も地域の秋祭りとして受け継がれている。