文安元年(1444年)に博多の辻の堂(現在の博多駅前1丁目付近)で開山した浄土宗の古刹。山号は三笑山。寛永年間(1624-1644年)に福岡藩から現在地の中呉服町を賜り移転した。『ドグラ・マグラ』『少女地獄』などの代表作で日本幻想文学史に巨大な足跡を残した作家・夢野久作(本名:杉山泰道、1889-1936年)の生家である杉山家の菩提寺としても知られ、境内入口には久作自身が建立した杉山家代々の墓が現存する。夢野久作ファンの聖地の一つとして遠方から訪れる文学愛好家も多く、中世から現代までの博多文化史を一望できる意外な名刹。