市川市本北方に位置する日蓮宗の寺院で、山号は妙法山。通称「北方の七面さま」。建長年間(1249-1256年)、中山の領主・太田乗明が七面大明神を奉安する草堂を造り創建したと伝わる。太田乗明は鎌倉中期、千葉頼胤の被官として中山郷を支配した御家人で、日蓮に帰依した熱心な法華信者。若宮の富木常忍とならぶ下総日蓮宗の草創期の檀越として知られ、その子・日高が父の館を本妙寺(現・法華経寺前身)として開基した人物。応永27年(1420年)、中山法華経寺6世兵部阿闍梨・日薩上人が草堂を一寺化して法見寺とし、以後は中山法華経寺歴代貫首の隠居寺として機能した。本尊の七面大明神像は身延山久遠寺の七面大明神と同木から造られたと伝わり、日蓮宗の法華経守護神として霊験あらたか。京成中山駅より徒歩15分、JR西船橋駅より徒歩22分。