法輪院は日蓮宗本山・頂妙寺の塔頭のひとつ。頂妙寺は文明5年(1473年)に日祝(にっしゅく、1437〜1513年)が開創した日蓮宗の本山で、現在の左京区大菊町に位置する。天文5年(1536年)の天文法華の乱では他の法華宗寺院とともに焼失・堺に避難したが、天文11年(1542年)に勅命により再建された。その後、天正元年(1573年)の兵火で再び焼け、仮本堂で凌いだのち現在地へ移転。天明8年(1788年)の天明の大火でも焼失したが再建された。頂妙寺は「俵屋宗達筆・烏丸光広書の紙本墨画牛図」(重要文化財)を所蔵することでも知られる。法輪院はこの本山の境内に営まれた塔頭として、信徒の法要・先祖供養の場…