船橋市古作3丁目に鎮座する古作地区の鎮守。社伝によれば鎌倉時代、紀州熊野から移住した人々が熊野大神を奉斎して創建。千葉県神社名鑑は「海洋渡航術に優れた熊野人等が、白砂青松の入江である景勝古作の地に来住」したと記す。かつては「三社権現」と呼ばれ、神仏習合色の濃い地域信仰の拠点だった。明治41年(1908年)に天神社を合祀。昭和50年(1975年)の不審火で社殿が全焼し、昭和52年(1977年)10月29日に和歌山県熊野本宮大社から改めて祭神・家津御子大神を遷座して再建された。境内のタブノキは「船橋・名木十選」に選ばれている。古作の地名は平安期の「古作庄」に由来するとされ、熊野海民の東遷と下総の海辺集落の成立を物語る貴重な歴史神社。JR西船橋駅北口より徒歩約8分。