正式名称・金剛山金乗院平間寺。大治3年(1128年)、武蔵国の漁師・平間兼乗が海中から弘法大師空海の木像を引き揚げ、高野山の尊賢上人とともに一堂を建立したことに始まる真言宗智山派の大本山。本尊は厄除弘法大師で、「厄除けのお大師さま」として関東随一の霊場に発展した。正月三が日の初詣参拝者数は300万人を超えることもあり、成田山新勝寺・川崎大師・浅草寺が日本三大初詣スポットと称されるほど全国的な知名度を誇る。本堂での護摩祈祷は一日5〜6回定期的に執り行われ、毎月21日の弘法大師縁日(御影供)には特に多くの参拝者が訪れる。交通安全・厄除けの祈祷で知られ、全国から自動車での参拝者が絶えない。境内の薬師殿には眼病平癒の薬師如来が安置される。門前の仲見世通りには元祖久寿餅・飴切り・だるまなど川崎名物の店舗が軒を連ね、独自の門前文化を今に伝える。奈良時代から続く弘法大師信仰の聖地として、900年近い歴史…