北菅大臣神社は、平安時代の政治家・菅原道真(845〜903年)にゆかりが深い地に鎮座する。道真は宇多天皇・醍醐天皇のもとで要職を歴任し、寛平6年(894年)には遣唐使の廃止を建議したことでも知られる。昌泰元年(898年)に右大臣に就任し、仏光寺通周辺に居邸を構えて政務を執ったと伝わる。
昌泰4年(901年)、藤原時平らの讒言により道真は太宰府(現・福岡県)へ配流され、延喜3年(903年)に同地で没した。没後に怨霊として恐れられ、天神として神格化された道真は、ゆかりの地に次々と天満宮・天神社が創建された。
この地(現・仏光寺通新町西入)は道真の居邸(菅大臣邸)の北側部分にあたるとされ、南側の…