正暦5年(994年)、菅原道真公の薨去から約90年を経て、その御霊を祀るために創建されたと伝わる。相模国の国府へと通じる交通の要衝・国府津の地に鎮座し、古くから「国府津の天神さん」として地域住民の崇敬を集めてきた。中世には相模国における菅原道真信仰の広まりとともに、学問・知恵の神として近隣諸村からも参拝者が訪れたとされる。境内に現存する御神木の椋の大木は推定樹齢700年以上とされ、中世頃から境内を見守り続けてきたと考えられる。近世には東海道沿いの宿場・港町として栄えた国府津の鎮守として、地域の信仰を集めた。近代以降も学業成就・受験合格の神として信仰は途絶えることなく、毎年2月25日の天神祭には…