二宮町山西に鎮座する延喜式内社で、相模国二之宮として古来より崇敬される古社。祭神は二宮神(縫殿神)で、延長5年(927年)成立の『延喜式神名帳』に記載された相模国十三社の一社。毎年5月5日には大磯の鷹取山麓で行われる国府祭(こうのまち)に参列し、相模国一之宮・寒川神社などとともに相模五社の一社として神事を執り行う。源頼朝が北条政子の平産祈願のため、相模国内の諸社に神馬を奉納した際に川勾神社もその一社に数えられた(建久3年・1192年)。神域は杉木立に囲まれた静寂な空間で、相模平野を見下ろす高台に位置する。湘南の歴史を語る上で欠かせない重要な古社である。