欽明天皇2年(541年)、阿蘇大神の御子神である健磐龍命を祀る社として創建されたと伝わる。肥後国最古の官社とされ、九州経略の守護神として古代朝廷から篤い崇敬を受けた。平安時代には「延喜式」(927年)に名神大社として列格され、肥後国における古代信仰の中心的存在として機能した。中世には兵乱による社殿の荒廃を経たとされるが、歴代の肥後国司や武将らによって修造・保護が加えられた。近世、加藤清正および細川氏による肥後統治の時代にも社領が安堵され、藩の崇敬社として社格が維持された。明治維新後の神社制度改革により近代社格が整理されたが、地域の鎮守として引き続き信仰を集めた。現在も「けんぐんさん」の愛称で親…