光照院の起源は南北朝時代の延文元年(1356年)にさかのぼる。後伏見天皇(在位1298〜1301年)の皇女・進子内親王が出家し、仏道修行の場として創建したと伝わる。
室町時代中期、応仁・文明の乱(1467〜1477年)の兵火により焼失したが、まもなく再建された。その後も幾度か火災に見舞われ、寛永13年(1636年)と貞享3年(1686年)の大火を経て移転・再建し、現在の上京区新町通上立売の地に落ち着いた。
天明9年(1789年)、光格天皇がこの寺院を「常磐御所」と称したことで格式が一段と高まった。現在の書院は桂宮家の御殿を移築したもので、室内の花天井(80面)は江戸後期の文人画家・田能村直…