宗忠神社は、江戸時代後期の文久2年(1862年)、黒住教の教祖・黒住宗忠(1780〜1850年)を祭神として、吉田山の南斜面に創建された神社である。黒住宗忠は備前国(現在の岡山県)に生まれ、文化11年(1814年)に神道系の新宗教「黒住教」を開いたとされる。その教えは天照大御神への信仰を中心とし、幕末期に広く民衆の間に普及した。宗忠の没後、その遺徳を顕彰するため、門人や信者らの請願によって朝廷から神位が授けられ、京都の吉田山に社地を定めて神社が建立された。明治維新以降、近代社格制度のもとで府社に列せられ、黒住教の重要な聖地として崇敬を集めてきた。現在も黒住教の宗教活動と深く結びついており、開運…