東京都国分寺市西元町に所在する真言宗豊山派の寺院。山号は医王山、本尊は薬師如来。天平13年(741年)聖武天皇の国分寺建立の詔により武蔵国分寺として創建された古代寺院(現・武蔵国分寺跡)の法統を継承する。元弘3年(1333年)5月の鎌倉幕府討伐の際、新田義貞が鎌倉へ進軍する途中の「分倍河原の戦い」(同年5月15-16日)の戦火で古代武蔵国分寺は焼失。建武2年(1335年)頃、新田義貞の寄進により薬師堂が再建された——これが現在の武蔵国分寺の起源で、境内の薬師堂は東京都指定有形文化財。境内にはほかに仁王門(享保3年・1718年建立)、楼門(宝暦元年・1751年、東久留米市の米津寺から移築)など江戸期の建造物が現存し、古代・中世・近世それぞれの時代層を伝える。毎月8日の薬師縁日、10月10日の大般若祈祷会では本尊薬師如来の御開帳が行われる。JR西国分寺駅から徒歩10分、国分寺駅南口から徒歩15…