天正元年(1573年)に創建された日蓮宗の寺院。開基の圓智院妙浄(没年1598年)は前田利家の弟・佐脇良之の娘で、利家の養女として篠原一孝の室となった。妙浄は敬虔な日蓮宗の信者であり、その信仰と財力によってこの寺が開かれたと伝わる。境内に伝わる「紙本著色圓智院妙浄画像」は石川県指定文化財に指定されており、当時の前田家ゆかりの女性の姿を今に伝える貴重な文化財である。本堂裏のドウダンツツジは樹齢を重ねた古木として金沢市の文化財に指定されている。寺町台地の一角に位置し、加賀前田家ゆかりの寺院が集まる寺町寺院群の中に今もその歴史を刻む。