妙見信仰の源流は古代インド・中国の星宿信仰にあり、北極星(北辰)を万物の中心とする思想が仏教とともに日本に伝来した。遅くとも奈良時代には妙見菩薩(北辰尊星王)として造像・信仰されるようになり、天台宗・真言宗などの密教系宗派で修法として発展、中世には武家の守護星神として広く崇められた。当山の前身は天台宗の寺院として妙見信仰を伝えてきた。昭和21年(1946年)12月10日、天台宗から独立して「妙見宗」が成立した際に当山もその宗派に帰依し現在に至る。総本山は大阪府能勢町の能勢妙見山・本瀧寺。西宮市鳴尾の住宅街に位置し、国道43号線の南側で地域の信仰を担い続けている。