元禄3年(1690年)、東本願寺第十六代法主・一如が織田信秀の居城**古渡城の跡地**約1万坪の寄進を受けて建立した真宗大谷派の名古屋別院で、山号は真宗本廟、本尊は阿弥陀如来。古渡城跡地という立地ゆえ、織田信長が13歳で元服した天文15年(1546年)の歴史的舞台を境内に含む尾張仏教の中核寺院。江戸期には徳川御三家筆頭・尾張徳川家の庇護を受けて「東本願寺掛所」として発展し、大須観音・本願寺名古屋別院(西別院)とともに名古屋の三大仏教拠点を形成した。昭和20年(1945年)3月12日の名古屋大空襲で本堂等ほぼすべてが焼失し、現本堂は昭和41年(1966年)に再建された戦後建築である。寺宝には**国指定重要文化財「紙本墨画淡彩四季山水図」六曲屏風一双**、登録有形文化財「東門及び土塀」、名古屋市指定「梵鐘」(元禄5年鋳造)等が伝わり、信秀古渡城史跡・信長元服地・江戸期仏教・近代空襲史の各層を一…