社伝では、日本武尊の東征後に妃の宮簀媛命が草薙神剣を尾張の熱田に奉斎したのが起源とされ、景行天皇43年(伝承113年)の創建と伝わる。平安末期には尾張国三宮として格付けされ、伊勢神宮に次ぐ格式を持つとされた。永禄3年(1560年)5月、織田信長は桶狭間出陣前に熱田神宮で戦勝を祈願、勝利後に社殿周囲へ築地塀を奉納、現存する「信長塀」として伝わる。徳川氏も尾張藩総鎮守として崇敬し、江戸時代は東海道宮宿の門前町として繁栄した。明治4年(1871年)の社格制度で官幣大社に列格、明治26年(1893年)に本殿以下諸殿が尾張造から伊勢神宮と同じ神明造へ全面改築された。太平洋戦争末期の空襲で多くの建造物を焼…