北区上中里2丁目に広がる縄文時代中期〜後期初頭(約4,500〜4,000年前)の**日本最大級の大型貝塚**で、平成12年(2000年)に**国指定史跡**となった。武蔵野台地下・旧東京湾奥部の西側浜辺に営まれた貝塚で、貝層の最大厚さ約4.5m、遺跡の規模は長さ約1km・幅70〜100mという圧倒的な規模を誇り、貝の加工を専門的に行った**縄文時代の「水産加工場」**であったと推定されている。平成8年(1996年)の発掘調査では貝の加工遺構や木製品・骨角器も発見され、単なる食料残滓の集積ではなく、海産物の乾燥・塩蔵などの加工を専門に担う分業集落が縄文社会に存在したことを示す画期的な発見となった。北区の**西ヶ原貝塚・御殿前遺跡**など同時期の縄文集落群と一体で形成されており、東京三大貝塚(伊皿子貝塚・東山貝塚・中里貝塚)に数えられる関東縄文文化の核心遺跡。現在は中里貝塚史跡広場として整備さ…