「日暮の門」とも称される日光東照宮の象徴的な門で、国宝に指定されている。寛永13年(1636年)に三代将軍家光による大造替で完成し、高さ約11mの二層入母屋造の豪壮な門には508体もの彫刻が施されている。龍・唐獅子・麒麟・鶴などの瑞獣や、子供の遊び・詩の情景など多様な意匠が極彩色で描かれ、見飽きることがないため「日暮の門」の名が生まれた。名工左甚五郎の作と伝わる「眠り猫」はこの門のすぐ近くに位置する。平成の大修理(2007〜2024年)を経て創建時の輝きが蘇り、金と朱と白の鮮やかな色彩は東照宮参拝のクライマックスとして訪れる者を圧倒する。世界遺産「日光の社寺」の中核をなす建造物として、日本の装飾建築の最高傑作と評される。