日光山内の奥に静かに佇む二荒山神社の別宮で、女峰山の女神・田心姫命を祀る。
弘仁11年(820年)に弘法大師空海が創建したと伝えられる歴史ある神社。
東照宮の喧騒を離れた参道は「日光で最も神秘的な場所」と称される。
運試しの鳥居は石の穴に小石を投げて通ると願いが叶うという言い伝えがある。
樹齢数百年の杉の巨木に囲まれた参道は、苔むした石段と共に幽玄な世界を作る。
白糸の滝は境内近くにある美しい滝で、修行の場として使われてきた。
子種石は安産・子宝の御利益があるとされ、子授け祈願の参拝者が絶えない。
楼門は石造の鳥居と共に江戸時代の面影を残す趣深い建造物。
知る人ぞ知るパワースポットとして、近年は口コミで人気が高まっている。
東照宮から徒歩約15分の距離にありながら、訪れる人が少ない穴場の聖地。
弘仁11年(820年)、弘法大師空海が日光山を訪れた際に田心姫命を祀って創建したと伝えられる。
田心姫命は日光三山の女峰山に宿る女神で、二荒山神社の祭神の一柱。
空海は日光の霊気に感銘を受け、この地に特に強い神気を感じて社殿を建てたという。
中世には日光修験道の重要な修行場として、多くの行者が訪れた。
鎌倉時代には源頼朝の日光信仰と共に崇敬を受けたとされる。
江戸時代には東照宮の造営に伴い、日光山内の重要な社として整備された。
運試しの鳥居は江戸時代から続く風習で、参拝者の楽しみの一つとなっていた。
子種石への信仰は古くからあり、子授けの霊験で多くの人々が訪れてきた。
明治の神仏分離後は二荒山…