慶安元年(1648年)、僧・尊悦が開基として創建した曹洞宗の寺院で、正式には大久保山永福寺という。新宿山ノ手七福神の一つ「福禄寿」を祀り、長寿・幸福の御利益で知られる。境内に安置された露座の銅造大日如来像(宝暦6年・1756年建立)と地蔵菩薩半跏像(嘉永6年・1853年建立)はいずれも新宿区指定有形文化財で、都心では珍しい露天の大型仏像として訪れる者を静かに迎える。大久保の地名を冠する山号が示すように、江戸時代の旧大久保村の寺として地域の信仰を支えてきた。戸山公園にも近く、若松河田・東新宿エリアの散策と合わせて訪れたい寺院。