貞享2年(1685年)に霊玄上人が開山した増上寺の塔頭寺院で、港区芝公園の弁天池のほとりに位置する浄土宗の寺院。本尊の閻魔大王坐像は寄木造で像高3メートルを超える迫力ある姿で、港区指定有形文化財。しかし宝珠院の最大の信仰対象は「開運出世大弁財天」で、智証大師円珍が貞観元年(858年)に竹生島にて彫刻し「除波尊天」と名付けた霊像が、源家・北条家を経て徳���家康の念持仏となったと伝わる。家康は江戸幕府開府の功績をこの弁財天に帰し、自ら「開運出世大弁財天」と名づけた。港七福神巡りの弁財天札所として正月には参拝者が列をなす。東京タワーの足元に位置する都心の霊場。