大阪市天王寺区伶人町に所在する和宗(天台宗系)の寺院で、四天王寺の支院の一つ。元は「有栖寺」と称したが、寛永17年(1640年)に延海大阿闍梨が京都・清水寺から千手観音像を勧請し、同寺を模した舞台造りの本堂を建立、「新清水寺」と改称したことに始まる。享保年間(1716-1736年)以降「大阪清水寺」として親しまれる。本尊は十一面千手観世音菩薩で、京都清水寺と異なり秘仏ではなく常時拝観可能。境内の「玉出の滝」は大阪市内で唯一の天然の滝で、四天王寺金堂地下の青龍池から湧出する霊水とされ、今も行者が滝行を行う。夕陽丘の高台にあり、茶臼山・上町台地の眺望もよい。令和7年(2025年)7月には安藤忠雄監修の新本堂が完成した。