初代通天閣は1912年(大正元年)、第五回内国勧業博覧会跡地の再開発「新世界」の象徴として建設された。パリのエッフェル塔と凱旋門を模した高さ75メートルの構造物で、隣接する遊園地「ルナパーク」の中心として賑わい、当時大阪最大の娯楽エリアを形成した。1943年の戦時下に金属資材として解体・供出され、戦後の1956年(昭和31年)に現在の二代目(高さ103メートル)が地域住民の熱意で再建された。展望台最上部には福の神「ビリケン像」が鎮座し、足の裏をなでると願いが叶うとされる縁起物として新世界のシンボルとなっている。2012年には建設100周年を迎え、以来年間100万人以上が訪れる大阪を代表する観光…