室町時代、周防・長門の守護大名として西国に大勢力を築いた大内義弘が現在地に香積寺を建立したのが起源。義弘は応永6年(1399年)の応永の乱で堺にて戦死し、弟の大内盛見が兄の菩提を弔うため五重塔の建設を開始、嘉吉2年(1442年)頃に完成した。塔は法隆寺・醍醐寺と並ぶ日本三名塔の一つとして国宝に指定されている。一方、文明3年(1471年)に仁保地区で陶弘房の夫人が夫の菩提を弔い仁保瑠璃光寺を建立、明応元年(1492年)に瑠璃光寺と改称した。慶長5年(1600年)の関ヶ原戦後に周防・長門へ減封された毛利輝元は、慶長9年(1604年)に香積寺を萩に移し、その跡地には元禄3年(1690年)に仁保瑠璃光…