宮城縣護國神社の起源は、明治維新後の戊辰戦争(1868〜1869年)で命を落とした宮城県出身の戦没者の霊を慰めるため、明治政府が設けた招魂社に遡る。1904年(明治37年)に正式に宮城縣護國神社として創建され、戊辰戦争から日清・日露戦争にいたる戦没者が合祀された。1939年(昭和14年)、内務省の指定護国神社制度の整備にともない、仙台城本丸跡の現在地に遷座した。以降、第二次世界大戦を経て戦没した多くの宮城県出身者も合祀され、現在は約5万6千柱の御霊が祀られている。戦後は戦没者の鎮魂と遺族の慰霊の場として広く親しまれ、毎年8月に斎行される「万灯みたま祭」では境内に無数の提灯が灯され、荘厳な慰霊の…