城山は鹿児島市街北部に位置する標高107mの丘陵で、戦国時代には島津氏の家臣が守る城郭(上山城)が築かれていたとされる。江戸時代に入ると、山麓に鹿児島城(鶴丸城)が築かれ、城山はその背後の詰の丸(最終防衛拠点)として位置付けられた。1877年(明治10年)、明治政府軍と薩摩士族が衝突した西南戦争において、西郷隆盛率いる薩摩軍は各地で敗退を重ね、同年9月に城山に立てこもって最後の抵抗を行った。9月24日の政府軍総攻撃により西郷は城山で自刃し、西南戦争は終結した。この歴史的事件により城山は明治維新の象徴的地として広く知られるようになった。その後、山全体は自然林を含む公園として整備され、山頂には展望…