正法寺は17世紀に中国から伝わった禅宗の一派・黄檗宗の寺院として岐阜に創建された。岐阜大仏は寛政11年(1799年)に着工し、竹と紙を芯材に漆喰を塗り重ねる独自工法で造られ、38年の歳月を経て天保7年(1836年)に完成した。高さ約13.7メートル(台座を含めると約18.8メートル)を誇り、奈良・鎌倉の大仏と並ぶ「日本三大大仏」の一つに数えられる。頭部の螺髪には経文を記した紙が詰められているという伝承があり、大仏殿の建築とともに岐阜の文化遺産として大切にされてきた。現在も市民の信仰を集めるとともに、全国から参拝者が訪れる岐阜市の名刹となっている。