東京都町田市高ヶ坂に位置する曹洞宗の寺院。山号は龍澤山(りゅうたくざん)。本尊は釈迦如来(木造立像)。大永6年(1526年)8月、寥堂秀廓和尚(永禄3年寂)を開山とし、相模国石雲寺(現・伊勢原市)の末寺として、小田原北条氏の武運長久祈願のために創建されたと伝わる。以後、後北条氏・徳川幕府双方から保護を受け、江戸期には寺領15石の御朱印状を拝領した。古来85年ごとに曹洞宗の名刹・大雄山最乗寺(南足柄市)の輪番を務める格式を持つ。関東大震災(1923年)で堂宇が倒壊したが大正13年(1924年)に再建、昭和51年(1976年)には本堂を新築した(旧本堂は観音堂として現存)。境内は「梅花の郷」と呼ばれる梅の名所としても知られる。