寛平2年(890年)藤原山蔭が創建した真言宗の古刹。亀に助けられた山蔭の伝説から亀に乗る千手観音を本尊とする「亀の寺」として親しまれる。料理の神様・山蔭を祀ることから日本料理の発展を祈る場としても知られる。藤原山蔭は平安時代の貴族で「庖丁道」の始祖とされる日本料理の祖。毎年春には「包丁式」の奉納が行われ、料理人たちが包丁と箸だけで魚を捌く古式の技を神前で披露する。西国三十三所第二十二番の霊場として巡礼者の参拝も多く、「亀の寺」として知られる境内には亀の縁起物があふれ、長寿祈願の参拝者にも人気がある。