誕生八幡神社の創建年代は明らかでないが、社名の由来として、室町時代後期の武将・太田道灌(1432〜1486)の子の誕生を祝って創建されたと伝わる。道灌は江戸城を築いた武将として知られ、当社はその縁により「誕生」の社名を冠したとされる。主祭神は第15代天皇とされる応神天皇で、八幡神として武家の崇敬を集めるとともに、安産・子育て・縁結びの御神徳でも広く信仰された。江戸時代には上大崎の地域鎮守として周辺住民の篤い崇敬を受けたと考えられる。明治時代の近代社格制度のもとでは村社ないし無格社として位置づけられたとみられる。近代以降も地域の氏神として信仰が継続し、現在は毎年9月に例大祭が斎行され、神輿巡行が…