神奈川県相模原市緑区下九沢に鎮座する八坂神社。祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)。創建年代は不詳だが、江戸期には「天王社」と称し、金泉寺が別当寺を務めていた。境内一帯はかつて「天王森」と呼ばれた。平成13年(2001年)、区画整理に伴い現在地へ移転。境内には俳人・西孤(安西庄兵衛)が文化7年(1810年)に建立した芭蕉句碑があり、平成17年(2005年)に相模原市登録有形文化財(歴史資料)に登録されている。句碑はもと下九沢西北の天王森(旧鎮座地)にあったが、神社の移転にともない現在地へ遷された。例大祭は7月最終日曜日の「天王祭」で、神輿が約1.5km離れた日之森神社(日の宮)へ渡御し、御旅所として一泊する神事が伝わる。