元和3年(1617年)頃、湯の川の地に温泉が湧出し、その守護神として創建されたと伝わる。湯の川温泉発祥の伝説では、病を患った松前藩主の子が入浴して癒えたことが湯の川の名を広めたとされ、以来、温泉の守り神としての信仰が根付いた。江戸時代を通じて松前藩主の崇敬を受け、社殿の修築や神宝の寄進が続いた。明治維新後も温泉地の守護社として参拝が絶えず、湯の川温泉の発展とともに境内も整備された。昭和期に社殿の改修が行われ、現在の社殿は戦後に再建されたものである。縁結びや商売繁盛のご利益でも知られ、函館市電「湯の川」停留場至近の立地から観光客の参拝も多い。