彼岸参りにおすすめの寺院——全国の彼岸法要スポット
四天王寺(大阪市天王寺区)は聖徳太子が593年に創建した日本最古の官寺の一つで、お彼岸(春・秋)には「日想観(にっそうかん)」の儀式が行われる。四天王寺の石鳥居を通して真西に沈む夕日を拝む「日想観」は、日本での彼岸信仰の原型とも言われ、春分・秋分当日には多くの参拝者が夕日を拝む。
善光寺(長野市)は「遠くとも一度は詣れ善光寺」と謳われる浄土信仰の聖地で、一光三尊阿弥陀如来(秘仏)を本尊とする。阿弥陀如来は西方極楽浄土の主で、彼岸の時期との縁が深い。お彼岸には多くの参拝者が先祖供養と彼岸の参拝のために訪れる。
法隆寺(奈良・斑鳩町)は607年に聖徳太子が創建した世界最古の木造建築群で、お彼岸には「聖霊会(しょうりょうえ)」をはじめとする伝統的な法要が行われる。奈良時代から連綿と続く法要の伝統は、日本の仏教行事の根幹をなすものだ。
東大寺(奈良市)は752年に開眼供養が行われた大仏(盧舎那仏)で名高い。お彼岸の時期には盧舎那仏への彼岸法要が行われ、1,250年以上の歴史を持つ寺院での参拝は格別の体験だ。
成田山新勝寺(千葉・成田市)は不動明王を本尊とする真言宗の大本山で、お彼岸には護摩法要(ごまほうよう)が行われ、先祖の供養と現世の厄除けを祈る参拝者で賑わう。