下京区猪熊通五条下る柿本町に位置する日蓮宗の寺院。大本山本圀寺の塔頭寺院であり、昭和44年(1969年)に本坊が山科区に移転した後も旧地に留まり続けている16塔頭のひとつ。創建年代・開山は現時点で信頼できるソースからは確認できていないが、本圀寺は日蓮の直弟子・日朗を開山とする日蓮宗の重要寺院であり、この一帯は永禄11年(1568年)に足利義昭が仮御所(六条御所)として使用した本圀寺の旧境内である。翌永禄12年(1569年)の本圀寺の変(三好三人衆らの急襲)の舞台ともなった歴史の地に、今も静かに法灯を守り続けている。