目白台の高台に広がる2万坪の回遊式庭園で、古くから椿の名所として知られた「つばきやま」の地を、明治11年(1878年)に山縣有朋が取得して「椿山荘」と命名したのが始まり。山縣は長州出身の元老・陸軍元帥・内閣総理大臣を歴任した明治の重鎮で、造園を趣味とし、京都の小川治兵衛との交流の中で琵琶湖疎水系の水を思わせる流れを園内に配し、明治日本を代表する庭園の一つを造り上げた。園内には広島・竹林寺から大正14年(1925年)に移築された三重塔(国の登録有形文化財)、樹齢500年超の椎の大木、高低差20メートルを活かした大滝など、東京では稀少な自然景観と歴史建築が共存する。大正7年(1918年)に藤田財閥二代目・藤田平太郎が取得し、戦後の昭和27年(1952年)から結婚式・宴会場として営業開始、昭和30年(1955年)に藤田観光が運営を継承し、現在は「ホテル椿山荘東京」として国内外の賓客を迎える。庭園…