超勝寺は浄土宗西山深草派の寺院で、山号を「独妙山」という。開基は善貞と伝わる。本尊の阿弥陀如来は、東大寺南大門の仁王像(国宝)や興福寺の仏像群で名高い鎌倉時代の名仏師・快慶の作と伝えられており、もし真作であれば当寺の秘仏として非常に高い芸術的・歴史的価値をもつ。
寺名に因む「超勝寺門前町」の地名が現在も左京区に残ることから、少なくとも江戸時代にはこの一帯の核となる寺院として機能していたことがわかる。新洞仏教会第44番として、岡崎・新麩屋町周辺の寺院群の一員を構成している。
境内には江戸時代の京焼の陶工・錦光山宗兵衛(粟田焼・錦光山窯の創業者一族)の墓と、「京舞井上流」の初代・二代井上八千代…