本尊の不動明王像は鎌倉時代に制作されたと伝わる古像で、真言宗の霊山・高野山の子院である龍光院に長く安置されていた。大正末期から昭和初期にかけて銀座が近代商業地として整備される中、昭和4年(1929年)に松屋銀座の新館竣工を機に屋上へ勧請・遷座された。以来90年以上にわたって銀座のビジネスマン・ファッション業界人・観光客に厄除・開運の霊場として親しまれてきた。毎年3回の大縁日(1月・5月・9月の28日)と月次縁日(毎月28日)は不動信仰の伝統を引き継ぐもの。近年は「銀座八丁神社めぐり」の一社としてリストアップされ、都心の散策スポットとしても定着している。