承安年中(1171〜1175年)に法印覚清が開創したと伝わる高野山真言宗の古刹である。天正19年(1591年)、徳川家康より寺領10石の朱印状を拝領し、慶長14年(1609年)には古義真言宗の法談所34院の一つとして本寺格を認められ、近隣52か寺の末寺を統制した。所蔵する嘉吉2年(1442年)の文書は「横浜」の地名が確認できる現存最古の史料で、印信集とともに横浜市指定文化財。延宝8年(1680年)建立の本堂も市指定文化財である。境内に広がる常緑広葉樹林「宝生寺・弘誓院の寺林」は横浜市内有数の自然林として神奈川県の重要文化財に指定されている。