生田神社は、神功皇后の新羅遠征(201年)の帰途、稚日女尊の神託により現在地に創建されたと伝わる。「生田」という地名そのものがこの神社に由来するとされ、1800年以上の歴史を誇る神戸最古の社のひとつである。平安時代末期の1184年(寿永3年)、源平合戦の一ノ谷の戦いでは、社域に広がる「生田の森」が平家方の陣地となり、激しい戦闘の舞台となった。中世以降も歴代の武将や領主から崇敬を受け、社勢を保ち続けた。江戸時代には姫路藩主らの庇護のもとで社殿の造営・修復が行われたとされる。1868年(慶応4年)の神戸開港と神仏分離令以後、近代的な神社制度のもとに再編され、明治期には県社に列せられた。第二次世界大…