高知県立牧野植物園は、土佐国佐川町(現・高岡郡佐川町)出身の植物学者・牧野富太郎(1862〜1957年)の業績を顕彰するために設立された。牧野は独学で植物分類学を修め、生涯で1,500種以上の新種・新変種を発見・命名し「日本の植物学の父」と称される。昭和33年(1958年)、牧野の没後翌年に、ゆかりの地である高知市の五台山に県立植物園が開園した。開園当初から博士の植物標本・書籍・研究資料の収集・保存を担い、研究機関としての役割を果たしてきた。その後の整備拡充を経て、現在では約3,000種類の植物を栽培・展示する総合植物園となっている。令和5年(2023年)にはNHKの連続テレビ小説「らんまん」…