延喜元年(901年)、菅原道真が太宰府へ配流された際、その子・淳茂が父に従い土佐に留まり、道真公を祀ったのが創建の始まりと伝わる。これが土佐最古の天満宮とされる所以である。中世には土佐の在地領主や武将たちの崇敬を受け、学問・文芸の守護神として信仰が広まったとされる。近世、土佐藩政期においても藩内の崇敬社として位置づけられ、学問の神としての信仰はさらに深まった。幕末期には、高知城下に生まれた坂本龍馬が幼少期に参拝したと伝わり、龍馬ゆかりの地としても語り継がれている。明治以降は近代社格制度のもとに位置づけられ、受験合格・学業成就を願う参拝者が広く訪れるようになった。境内には道真公ゆかりの梅が植えら…