横浜市港北区大豆戸町(まめどちょう)に鎮座する神明社で、祭神は天照大御神。旧大豆戸村の鎮守として中世以来の長い歴史を持つ古社で、社伝によれば鎌倉時代から室町時代にかけての創建と伝わる。地名の「大豆戸」は、中世にこの地が大豆の栽培・集積地であったことに由来する古い呼称で、鶴見川舟運の要衝として栄えた農村の鎮守として大切に守られてきた。境内には江戸中期の石造狛犬・安政年間(1854〜1860年)銘の石鳥居・「神明社」の扁額を掲げる拝殿が残り、鎌倉から室町・戦国・江戸と時代を超えて大豆戸の人々の祈りを受け止めてきた霊場。例大祭は毎年秋に斎行される。新横浜駅からほど近く、鶴見川散策と合わせて訪れる参拝者も多い。